言葉遣い nonverbal younger 2003 6 6
最近、子供がいる母親に話を聞くと、
子供の言葉遣いが荒いので、困っていると言います。
夫婦ともに、穏やかな性格なので、親に似たわけでもない。
テレビの影響かと聞くと、問題のあるテレビは見せないようにしていると言う。
言葉遣いについては、日頃、注意しても、すぐに戻ってしまう。
結局、諸悪の根元は学校で、学校で悪い言葉を覚えてきてしまう。
それゆえ、いくら家庭で、言葉遣いを注意しても、意味がない。
これは、悪貨は良貨を駆逐するという法則が働いています。
学校で、言葉遣いの問題を放任しているので、
普通の子供も、悪い言葉に染まってしまう問題があります。
学校というものを偏差値で評価していますが、
こういう問題でも、評価すべきです。
学校というものを偏差値だけではなく、総合的に評価して、格付けをすべきです。
また、優秀な先生と、質の低い先生と格差が大きいのも問題です。
先生も格付けをして、研修制度を充実させる必要があります。
まともに、言葉遣いができない若者が多いが、
そもそも、先生の言葉遣いは問題ないかを疑ってしまう。
これでは、採用する企業の方も、言葉遣いの研修から始めなくてはならない。
しかし、最近の企業は、言葉遣いの研修など、やっている余裕はない。
そもそも、言葉遣いの研修は学校でやるべき問題です。
いくら勉強ができても、言葉遣いが悪ければ、人間としての基礎がないことになります。
なぜ、この問題を放任し続けるのでしょうか。
学校の乱れは、まず、言葉遣いの乱れからです。
しかしながら、どうしても粗悪な学校もいくつかあります。
企業において、転職ビジネスがありますので、
学校においても、転校ビジネスがあってもよいかもしれません。
それから、もうひとつ問題点があります。
学校において、宗教教育をしていないことが問題です。
これが、日本が国際化できない理由のひとつです。
教養の高いメディア人でも、宗教的に間違った発言をしています。
格調の高い新聞にすら、宗教的な間違いが、いくつか発見されます。
自分の国の宗教なら問題ないのですが、外国の宗教について間違った発言をしています。
これは、大変なことです。マズイなと思われる発言が時々あります。
これを外国人が聞いたら、大変、不愉快に思います。
そういう発言があります。
日本国内だから問題ないと思っていても、メディアの発言であれば、
外国の情報機関がチェックしている場合があります。
宗教的に神経質な問題に、軽はずみな発言があります。
どうして、このような問題が起きるかと言えば、いくら優秀な大学を卒業しても、
宗教的常識がまったくないのです。
日本国内にいれば、問題はないかもしれませんが、外国に行くと、
気がつかないうちに、その国の人にとっては、不愉快なことをしている場合があります。
これは、外国人が日本の家庭に遊びに来て、
いきなり、仏壇にある位牌を手にとって、めずらしそうに見られると、
日本人は不愉快でしょう。
しかし、日本人は、外国でこれと同じようなことをしています。
日本人だから許されているのか、そもそも大人扱いされていないのか。
これは、宗教的常識を持たない日本人の悲劇です。
国際化を図るには、宗教教育が必要です。
宗教的常識を身につけていないと、国際人とは言えません。